リコピンはトマトやスイカに多く含まれている脂溶性の赤色の色素です。

 

トマトのリコピンとは?効果は?

 

カロテノイドの一つとされており、自然界に存在する色素で特に緑黄色野菜に多く含まれています。カロテノイドにはβカロテンなど約600種類以上ありますが、その中でもリコピンは抗酸化作用が大変強く、ビタミンEの約100倍も効果があるとされています。

 

リコピンには抗酸化作用があるので健康面と美容面で効果があります。

 

健康面では花粉症を改善する、喘息を防ぐ、がん予防、生活習慣病の改善、認知症の予防があげられます。アレルギーの要因であるハウスダストにも効果があり、リコピンをとることにより血液中のハウスダストの特異的IgEの数値を減少させることができます。

 

がん予防に関しては特に肺がんや前立腺がんに効果が見られ、リコピンを1日6mg摂取すると前立腺がんのリスクが、1日12mgほど摂取すると肺がんのリスクが下がります。

 

美容面では美白効果やしわを防ぐ、老化を防ぐ、ダイエット効果があります。リコピンにはメラニンをつくる酵素を抑える働きがあるため美白効果が期待できます。ダイエットとしては成長ホルモンを活発に働かせるため、基礎代謝を高めます。悪玉コレステロールの酸化も防止します。

 

大きな働きは活性酵素を消す働きが強いということです。活性酵素は組織を錆びさせてしまう働きがあり、ストレスや飲酒、紫外線、電磁波、添加物を食べた時などのときに発生します。リコピンは脂溶性のため細胞膜にくっつき、活性酵素が細胞に入るのを防いでくれます。

 

1日の摂取量は20mgです。生のトマトには3mg、加工用のトマトには9mg含まれています。また、真っ赤に熟しているトマトの方が多く、朝食べることによって効果が増します。トマトジュースを飲むことによって効果的に摂取できますが、トマトは夏野菜のため食べすぎると体を冷やす原因となることもあります。なお、食べるときは加熱するとより効率よくリコピンを取り入れることができます。