霊芝とは、きのこの一種で、万年茸、霊芝草等と呼ばれています。

 

サプリメントに使われることもある霊芝(れいし)の特徴

 

黒、白、黄、青などの色があり、適当な大きさに切って、熱湯で煎じて抽出したものを服用することで健康や長寿に良いとされています。実際に、中国古代の「神農本草経」という薬草辞典には、命を養う霊薬として書かれており、中国でも日本でも民間薬として用いられてきましたが、漢方の成分として処方に含まれている事はありません。

 

このように、健康に良いかどうか判断が迷います。現在の科学的な研究では、免疫力を高める、血圧を改善する、癌を抑制するなど、健康食品でよく謳われている効能についてはヒトでの有効性を示した研究結果は今のところ発表されていません。

 

しかしながら、世界中で行われている様々な研究の中で、培養細胞や実験動物を用いた研究においては、抗癌作用、免疫賦活作用、血小板抗凝固作用等が報告されている、非常に健康に良い可能性が高い薬草でもあるのです。

 

日本では臨床研究が進んでいませんが、中国ではヒトへの臨床試験も行われ、不眠の改善、それに伴う食欲、記憶力の向上や疲労感、動悸、軟便等の軽減が報告されています。更に神経衰弱に関してや慢性気管支炎に関しても八割以上の効果報告がなされ、慢性気管支炎に関しては咳や痰の改善だけでなく、喘息にも大きな改善が見られたという報告がなされているのです。

 

このように見ていくと、現代科学の発展した現在においても、まだ未知の薬草ではありますが、霊芝の健康に対する良好な効果を否定できる証拠がないだけでなく、反対に霊芝は健康に良いという実験結果が多く蓄積されて言っている状態なのです。

 

問題は長期服用による弊害や副作用がどのくらいあるのかという事ですが、適切な条件で服用したとしても三ヶ月から半年服用し続けると、めまい、口の渇き、胃のむかつき、血便などが現れる場合もあるとのことですので、健康に良いのは確かですが、服用の期間などには注意が必要です。